腰痛について

妊娠や出産、腫瘍、骨折、骨粗しょう症、尿路結石、関節症、ヘルニア、子宮内膜症、膵炎、胃炎、胆嚢炎など、腰痛の症状が出る疾患や現象は数え切れないほどたくさんありますが、ほとんどの場合は原因不明で起こります。

原因と症状

原因がはっきりしない腰痛の要因として最も多いのが、骨盤の歪みです。知らず知らずのうちに骨盤が歪んでいき、腰痛に発展します。
骨盤の歪みの具体的な原因についてですが、女性の場合は出産をするときの産道の開きに伴う骨盤の開きが引き金となり、骨盤底筋群の衰えやホルモンバランスの乱れなどが影響して歪んでしまうケースがありますし、座るときに体圧が分散されなかったり背もたれに体重を預けたり脚を組んだりする、重いバッグをいつも左右決まった方の肩にかけている、噛み合わせや歯列の乱れにより変な噛み癖があり顎がズレるなど日常行動が原因になることも多いです。

上体を傾ける動作で激痛が走ったり不快な神経痛や鈍痛が長時間続いたり血行不良でむくんだり肩こりや緊張型頭痛に見舞われたりなど、症状は人によって異なります。下半身太りが加速する人や生理痛が重くなる人もいます。太めの腰痛ベルトやサポート力が強いコルセットを着用したり、筋トレで下半身を強化したりすることで改善される場合もありますが、最も有効的なのは治療院で歪みを取り除く矯正治療を受けることです。